健康診断での糖尿病予備軍をあなどるな!

私は現在、47歳の男性です。20年ほど前に会社の健康診断で糖尿病予備軍と言われました。

身長は175cm、体重は82kgありました。(元々は70kg前後)仕事の関係で地方の町に転勤になり僅か半年で10kg以上太ってしまいました。転勤前は仕事内容も体を比較的に動かす仕事でしたが新しい赴任先では営業職になり、動かない時間が殆どになりました。それに加えて無類のお酒好きでした。

それから5~6年経ち30代になった頃、夏になると急激に痩せて冬になるとまた太るという事が3年ほど続きそのあとは一年通して痩せた状態(太る前のベスト体重)になりました。その頃には異常に喉が渇き始め大量に水やお茶を飲むようになりましたが体重は維持したままでした。それからまた数年経ち40代になって風邪をひいて病院で採血をしました。すると翌日、担当医から電話が入り検査結果が悪いからもう一度詳しく検査をするという内容でした。結局、予備軍は通り越して正真正銘の糖尿病になりました。すぐにインスリン治療をしましたが他の病気と違い自覚症状が無く1か月ほどで自分から止めてしまいました。その後も特に生活習慣を改める事もなく過ごし、今から4年前に左足の膝から下を切断し、更に2年前には右目を失明しました。今では残った右足と左目を失くさない様に気を付けています。

若い頃に予備軍と言われた時点でもっと真剣に捉えていればと後悔しかありません。